自然の摂理

2007年2月18日 第1章
ついに来てしまったのですね。この時が。

・・・・母が血を吐きました。
原因は肝硬変による症状。
肝臓の機能が衰え、血液が血管内部にたまり、
それが破裂して胃の中に流れ出す。
だから血を吐いた。

医者がいうには
「手は施す。だけどリスクが非常に高い。
もしものときは覚悟を決めてください」

ついにきたか・・・・

そう思った。
涙が止まらない。いつか来ることは覚悟していた。
でもいざ来ると不安定になる。
今はほんとに不安定。自分でもこの不安定さがわかってしまう。

これは14日の話。

15-17日にかけて旅行だった。
キャンセルという考えも浮上した。
けどここでキャンセルすると母は、
「また迷惑をかけた」
と自分で自分を責める。それがわかっていたから、
旅行には行ってきた。気分の乗らない旅行。
これほど自分をごまかしたことはなかった。
から元気もすごいものだった。
仲間には悟られたくなかったしね。うそもついた。
せっかくみんなが楽しみにしていた旅行を
俺がつぶしたくなかった。
温泉。一人でつかっている時に泣いた。

帰ってきて、まだ手術が行われていないことを
知ってちょっとほっとした。

本当にリスクが高い。一歩間違えれば死。
だけど何をしなくても必ず死。
打開策が完全にふさがれて閉まっている。

兄と私。お互い顔には出さないけど、
おそらく・・・・。

自分が荒れるのが目に浮かぶ。
だから表も休止したんだ。
あのまま表にいるとつい抽象的な言葉で書いてしまう。
私はそんなに強くない。だから表でそういう自分が出てしまう。

事情を知るものは、意外につらい思いをする。
だから私は人に言わないことにしたんだ。
言った人もどうすればいいかわからなくなる。
だから休止。。。なんだ。

発表会。もしかするとその時期に私は
違うことをしなければならないかもしれない。
制度がどうなるかわからない。
発表会、出席しなければどうなるのだろうか。

すべては火曜日に行われる手術。

覚悟か。。。わかっていたのに、
涙が止まらないのは人である証拠でしょうか。。。

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