母の気力。

2013年4月7日 第4章
ふぅー第4章らしく
中身の濃い話になってきたよ。
不思議なものだ。
まずは母の話。


あれから輸血やらなんやらと治療をしてる。
まだ、母は生きている。かなり危ない状況だが。
退院の目途もたっていない。
毎週土曜日に見舞いに行っている。
今の土地から母の病院まで片道約2時間。
まぁードライブ気分で行っているんだがな。

相変わらずアンモニアの濃度が高い。
ゆえに物事を考えられなくなっている。

そして腹水もたまっている。
ゆえに体を動かすのに相当苦労している。

アンモニア濃度を下げるために点滴を打つ。
そうすると水分で腹水がたまる。
腹水をとればアンモニアの濃度が上がる。

つまり、今の状況を回復させるのに
八方塞がりなのである。

昨日も見舞いに行ってきた。
病室に入る前に先生に
「ちょうどよかった、話したいことがある」呼び止められ、
別室へ。

話の内容は兄が以前説明を受けた内容とほぼ同等。
・どうすることもできない
・家に返すこともできない
・一年、いや半年も持たない

うんうん、とし言いようがない。
なんせ知っている内容だから。
その時はよかった。

けどそのあと直ぐに母の部屋に入ることになる。

辛かった。
兄も電話で言っていた。
「先生の話ももちろん厳しかったが」
「そのあとすぐに母にあったのが一番辛かった」

私が来たことに笑顔で迎えてくれる母、
しかしその笑顔もあとわずかだと思うと、
涙が出そうになる、もちろん出すわけにはいかないさ。

苦しむ母、起き上がるのも辛そう。
その辛そうな母の姿も見れなくなってしまう。
そんなことが頭の中でポンポンと出てくる。
泣きそうだ、でも泣いてはいけない。

いやー辛かった。

母自身も自分の今の状況がわかっているようだった。

正直、あとは母の気力次第でどこまで伸ばせるかだ。
いやだよ、こんなこと言うのは。
ただそれが現実だから、受け入れるしかないんだ。

だからこそ私は母の気力を上げるための動きをとる。

つ~ことで、今度は私の話。

先週末取引先の引っ越しの手伝いに行ってきた。
そのお礼としてビールの箱(24本入り)をもらうこととなる。
ただ、私はお酒をあまり飲まない。
そこで思い立つ。

「あ、このビール相方のお父さんにプレゼントしよう」
「そして、ポイント稼ぎをするのだ 笑」

問題は、相方に渡すか、お父さん本人に渡すか。
お父さんに私に行くなら相方宅に行く必要があるが、
まだ行ったことがないこの状況。

相方経由で渡すとポイント半減。

どうしたものか・・・。
と悩んでいると、引っ越しの帰りに寄ったお店で
偶然お父さんと鉢合わせ。

「チャンス!!」と思った私は
すぐさま事情を説明し、ビールをプレゼントした。

そうするとお父さんが

「よし!今日は家に来なさい、すき焼きでも食べよう!」

ということで初めて相方宅に上がり家族とご飯と食べてきた。

そしてプロポーズまであと2週間。。。。
考えること多すぎて頭パンクしそうだよ、まったく。。。

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