おいっす!
今日も記録のために書いておこう。
まぁここに書かずして最近気持ちの整理はできるようになった。
けど後から見て何かの参考になるだろうから、
ここに書いておこう。

まずは母の状態。
このままラストを迎えるのではないかという
状態から少しずつ改善している。
私たちにきることはひたすら
見舞いに行って
「あなたを待っている人がいるよ」
と伝えることである。

それが伝わったのかどうかわからないが、
母は生きる気力で満ち溢れている。

だからなのだろうか、奇跡が起こったのは。

今回の状態を引き起こしているのは
体内におけるアンモニア濃度だ。

通常の2倍の濃度まで上がっていた。
それがどうだ、機能の検査で通常に戻っていたのだ。

私たちはこの濃度をもう下げることができないと思っていた。

「オーイ今日血液検査でアンモニア数値が正常値になったよ」
「私もびっくりだし先生もびっくりしてた」

こんなメールが仕事中入ってきた。
私はこれを見た恥ずかしながら嬉しくて涙を流した。

「どや!これが家族の力や!!」ってね。

この2週間兄と頻繁に連絡を取り、
毎日どちらかが母に会えるように調整した。
だからこそ嬉しかった。
とはいえ、安心はできないのはわかっている。
歩くのさえ困難になっているから
歩行器がないと歩けない。
自分で起き上がることもできないから
介護用電動ベッドが必要になっている。
確実に悪化している、けどまだラストには早い。
まだまだ母の物語は続くようだ、いや続けていくのだ。

さて、今日はもう一つ書いておこう。
今はだれもいない実家。
定期的に掃除を私がしている。

そんな中であるアルバムを見つけた。
そう、父が載っている写真が数枚出てきた。

離婚後、母は狂ったかのように父の写真を切り刻んで
すべて捨てた。その作業を私は見ていた。
そう、すべて捨てたと思っていたが少しだけ残していた。

驚くのはその写真の中の一枚。
私をはじめ、兄、母、そして父がそれぞれの写真から切り取られて、
一枚の写真になっていた。
いわば、切り貼りして強引に作った家族写真。

不思議な感覚だった。
母は今どう考えているのだろう、父のことを。

いつか話す時が来ればいいなと私は思う。

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